PROFESSIONAL CATALOG

株式会社タニタ PROFESSIONAL CATALOG


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カテゴリ別のアルゴリズム男性と女性では、同じインピーダンスでも実際の体組成は異なることが明らかになっています。そのため、異なる性別や特徴を持つ人と同じアルゴリズムで分析することには、大きな問題があります。タニタでは、これまでに取得した15000人以上のデータを基に性別・体形・年代別のアルゴリズムを用意しています。4C法による基礎データ体組成計に搭載されている分析アルゴリズムは、“基礎データ”と呼ばれる正確な測定法(ゴールドスタンダード)で取得したデータを基に開発しています。これが不正確だと、体組成計での分析結果にも誤差が生じるため、基礎データは体組成計の精度を決める重要な要素です。タニタでは正確な基礎データを収集するため、からだを4つの成分(脂肪・ミネラル・タンパク質・水分)に分けて分析する4Compartmentmodelmethod(=4C法)を採用しています。※体組成を分析する間接法の中で最も正確とされています。13多周波数測定タニタの体組成計は、複数の周波数を用いてインピーダンスの測定を行い、細胞の内液と外液に分けた精密な分析を行います。これにより、単一の周波数を用いる機器と比較して、精度を向上させることが可能です。細胞外細胞内低周波電流:細胞外液の情報を取得高周波電流:細胞内・外液の情報を取得2安定した測定姿勢体組成を正確に分析するためには、インピーダンスを正しく取得する必要があります。正確なインピーダンスの測定には、安定した測定姿勢が不可欠です。いつでも安定した測定姿勢がとれる工夫をし、より正確な測定をするため、機器の細部にまでこだわっています。■基礎データは、「3C法」から「4C法」の時代へ4C法は、DXA法の弱点を補うため、これに加えて、空気置換法※1、重水希釈法、体重測定を組み合わせて体組成を分析します。これにより、DXA法のみから分析する3Compartmentmodelmethod(=3C法)を超える精度での分析が可能です。4体組成計は、測定したからだの電気抵抗値(インピーダンス)と分析アルゴリズムから、体組成を分析します。タニタのアルゴリズムは、国内外の各研究機関と連携し、豊富な研究実績に基づき開発しています。TANITABIAFatmasskg)4CFatmass(kg)80.060.040.020.020.040.060.080.00.00.0R=0.99(R2=0.99)SEE=1.64kɡ全身の脂肪量TANITABIAMusclemass(kg)4CMusclemass(kg)30.050.070.090.010.090.070.050.030.010.0R=0.99(R2=0.99)SEE=1.58kɡ全身の筋肉量TANITABIAALM(kg)DXAALM(kg)男性R=0.93(R2=0.87)SEE=1.53kɡ女性R=0.91(R2=0.86)SEE=1.15kɡ10.020.030.040.00.040.030.020.010.00.0四肢骨格筋量タニタの体組成計による分析結果は、ゴールドスタンダードとの比較検証が行われています。その結果、高い相関が認められ、その精度が証明されています。■ゴールドスタンダードとの比較タニタの体組成分析アルゴリズム性別/年代/体形脂肪ミネラルタンパク質水分重水希釈法体水分量D2Oその他体水分空気置換法※1体積(体密度)体重測定体重(体密度・タンパク質)DXA法骨量・部位別体組成※1水中体重秤量法でも分析可能です。からだを4つの成分に分けて分析4C法脂肪ミネラル筋肉DXA法からだを3つの成分に分けて分析3C法(従来)4C法は、3C法の弱点を補ったゴールドスタンダードです。04


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